concept>Interactive value双方向のコミュニケーションの価値

Interactive contentsと
その価値について

Interactive contents(インタラクティブコンテンツ)とは、ユーザーと双方向のコミュニケーションをとる形のコンテンツのことを言います。
従来のコンテンツは、企業側が発信したい情報(もしくは、ユーザーが求めているであろうと仮定した情報)を発信するものでしたが、それではユーザーの興味関心に刺さる確率が一定を超えることが難しいため、より高い精度でユーザーの要求する情報を提供しようという考えから生まれたのが、このInteractive contents(インタラクティブコンテンツ)です。
動きがあること自体には特別な価値はありませんし、ユーザーとのコミュニケーションを考えられていない動きであれば自己満足で終わってしまいます。
しかし、しっかりとユーザーとコミュニケーションが取れるInteractive contents(インタラクティブコンテンツ)であれば、ページ滞在時間・CVR・ユーザーの態度変容に大きく寄与し、企業が求める行動にユーザーを導くことが可能です。

Interactive contentsを上手に取り入れているWEBページ

実際にInteractive contents(インタラクティブコンテンツ)を上手に取り入れているwebページをいくつか見て行きましょう。

goo旅行
AIを活用したユーザーとの対話から、ユーザーの気分や目的から、オススメの旅先を提案するというコンテンツです。
具体的に旅先を決められていないユーザーや、自分の知らない場所へ旅がしたいユーザー、今が旬の旅先情報などが欲しいユーザーにとっては、従来の目的や場所ごとに特集ページがあるよりも探しやすく、潜在層顧客へのマーケティングが行いやすいコンテンツとなっています。



ユーキャン
年齢・性別を入力し、性格診断の質問にいくつか答えるだけで自分にぴったりの講座を紹介してくれるコンテンツです。
こちらも具体的な資格や講座を決められていない潜在層顧客と上手にコミュニケーションをとり、企業の求めるコンバージョンにユーザーを誘導するコンテンツとなっています。



NATIONAL GEOGRAPHIC
トラヤヌスの記念柱に描かれている絵の全貌を表示しつつユーザーが見たい部分を選び、細部まで見ることができるよう考えられて表示されているwebページです。
単純に全ての情報(絵)を表示したのでは、ユーザーにとっては見にくいコンテンツとなってしまうため、表示方法を工夫してユーザーが集中してコンテンツに滞在することができるよう作られています。



RUBY MUSHROOM
スクロールエフェクトを活用することで、ユーザーの目の動きを効果的に企業が見せたい情報に誘導し、最後まで見ていて飽きない作りになっています。
ユーザーのアクションに対してコンテンツを作っているわけではないですが、ユーザーが集中してコンテンツと向き合えるよう作られているという点では広域の意味でInteractive contents(インタラクティブコンテンツ)と言えるでしょう。

Interactive contentsに求める効果

目新しさや、話題性というのは副次効果としてあるかもしれませんが、本来の目的とは別物と言えるでしょう。
Interactive contents(インタラクティブコンテンツ)に求められる効果とは、「企業側が発信する情報をユーザーが集中して見ることができる」これに尽きると言えます。
どんなに素晴らしい情報を企業側が発信しても、文字情報だけを単調に表示するだけではユーザーに伝え切ることができず、離脱率も上がり企業が求める結果に繋がりません。
企業が発信する情報の世界へユーザーを引き込むこと、それがInteractive contents(インタラクティブコンテンツ)の使命と言えるでしょう。

まとめ

今まではコンピュータ(あえてここではこの表現をします)の表示し易い形でアウトプットを行なっており、私たちもそれに慣れることを求められてきました。
しかし、昨今の技術を活用することにより、ユーザー(人間)が見易い・理解し易い形で情報をアウトプットすることが可能になっています。
まだまだブラウザのレンダリングエンジンの差により表示の安定性などに課題はあるものの、技術を正しく理解して導入することで、もっと企業目的を達成できるコンテンツを作ることが可能だとfareは考えます。

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